<ソフトバンク3-1オリックス>◇26日◇ヤフオクドーム

 オリックス森脇浩司監督(53)が、連敗し首位から陥落したソフトバンク戦を振り返った。

 「(点が取れなかったが)入らないときはこんなもん。それより、難しいことではなく、確実にできること、防ぐ努力をしっかり選手に指導しないといけない。試合の前、試合の中で、備え方を間違うといけない」。

 「どっちに転んでもおかしくなかったが、2試合とも負けた。途上のチームなので、勝つための知識をつけて、肉付きのいいチームにしたい」。

 「(3番起用の)バトラーはしっかりスイングできていたし、右投手への対応がいい。(糸井)嘉男の前ということもある。この時期なのでチームの確固としたものをかためて戦うのが理想かもしれないが、うちの理想をあてはめて挑戦してみる。それでうまくいかなかったら臨機応変に対応していく」。

 「明日全力で勝ちに行く。食い止めたい?

 そうだね。大阪で3つ勝ってこちらにきて、勝ちをもぎ取れたら力がついたといえる」。

 「東明も要領とか術とかが大事で、そのへんのメリハリが欠けていたけど、そこをしっかりやればあと2イニングくらいは十分投げられるはず。1歩1歩進んでいくしかない」。