<西武6-5ソフトバンク>◇20日◇西武ドーム

 西武がサヨナラ勝ちで、最大4点差をはね返した。

 2回までに4点を失うも、中継ぎ陣が踏ん張って逆転勝ちにつなげ、首位ソフトバンク相手に2連勝。田辺徳雄監督代行(48)は、「先制パンチをもらったけど、打線が追いついて総力戦でよくものにしたと思います」と、選手の頑張りをたたえた。

 同点に追いついた7回は、浅村のヘッドスライディングによる内野安打が起点。守備でも7回に好返球で追加点を防いだ。同代行は「ああいうプレーがチームに勢いをもたらす。ナイスプレーでしたね」。首位相手の3連勝に向け、「ホームで地の利もいいし、ファンの声援も多い。(ソフトバンクはマジック点灯に)足踏みしているけど、意地を見せて、こっちはこっちの野球をして、勝ちにいきたい」と、気を引き締めていた。