ソフトバンク工藤公康新監督(51)が27日、福岡市の西戸崎合宿所を視察した。

 トレーニング中の若手選手だけではなく、リハビリ中の選手やファーム関係者らに精力的に声をかけた。ダイエーの現役時代以来、15年ぶりの訪問という。

 「リハビリの選手からすれば、本来できることができない。精神的につらい中でやっていると思うが、早く良くなってくれたら…」と励ました。

 シーズン終盤の大活躍で日本一に貢献した大隣憲司投手(30)とも対面。「いいピッチングだったね。力の抜き方が理想的だった」とほめちぎった。