日刊スポーツでは6日紙面から長期連載「野球の国から

 2015」をスタートします。

 20年東京五輪で野球競技が復活する可能性が高まり、あらためて日本が野球の国だと感じた方も多いのではないでしょうか。我々もさらに野球の素晴らしさを伝えていくため、硬軟を織り交ぜた野球界のさまざまな話題を、もっと深く掘り下げ、時に別の視点から取り上げていきたい-。そんな思いを込めて始める新連載です。

 

 

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 最初のテーマは、高校野球界で導入を検討しているタイブレーク制です。日本高野連は「選手の健康管理とスムーズな大会運営」を理由に、一定のイニングからタイブレーク導入を検討しています。確かに選手の健康は守らなくてはなりません。ただ、タイブレークが唯一の解決法なのでしょうか?

 

 高野連の見解は?

 そして横浜渡辺元智監督(70)、智弁和歌山・高嶋仁監督(68)、元PL学園監督の中村順司氏(68=現名古屋商大監督)ら名将の意見も取材しました。

 さらには早実時代に延長15回再試合を経験した日本ハム斎藤佑樹投手(26)、軟式野球で延長50回を経験した選手たちにも話を聞きました。

 今年は高校野球の前身である全国中等学校優勝野球大会が始まってから100周年です。記念イヤーに、高校野球は大きな変革を迎えるのでしょうか?

 「100周年のタイブレーク」と題して5回お送りします。

 

 

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 今年の日刊スポーツは「じっくり読める野球面」を目指していきます。お楽しみに。