阪神の沖縄・宜野座キャンプで臨時コーチを務める江夏豊氏(66=野球解説者)が31日、読谷村のチーム宿舎に入った。

 通算206勝をマークした伝説の左腕は2月1日から指導を開始。「グラウンドに出てからや。我々、野球人はまずグラウンド。グラウンドと言っても、オレはブルペンしか知らん。楽しみにしている。1人でも多く見させていただきたい」と意気込んだ。

 かつて、阪神の一時代を築いた功労者だ。「能見、岩田…。左投手が多いし、大変、楽しみにしている。(能見は)まだまだ年齢的にもね。ふけた気持ちでやってもらいたくない」とエールを送った。