オリックスの「宮崎1号アーチ」を放ったのは新4番候補のトニ・ブランコ内野手(34=DeNA)だった。1日、宮崎A組(1軍)キャンプ初日にランチ特打を行い、51スイングで10本の柵越え。

 チームは今回のキャンプからA組が宮古島から宮崎に移転しており、移籍した新外国人選手が新しい拠点で“初本塁打”となった。「久しぶりに屋外で打ったが、いい感じで打てた。レフトを意識すると外角球をミスするので、まずライト方向を意識しながら打ちたい」。

 新しいユニホームを着ての初日だったが、笑顔も多く見られた。「皆さんが冗談を交えて話してくれたので、いい印象の初日になった。まだチームメートとはちょっと微妙な距離があるので、次からブラちゃんと呼んでもらったらいい」と、ちゃめっ気たっぷりに愛称での声掛けを希望した。