楽天安楽智大投手(18=済美)が2日、沖縄・久米島キャンプで初めてブルペン入りした。

 前日にブルペンに入ることを自ら明かしており、報道陣が殺到。テレビカメラ8台以上が一挙手一投足を追い、投げるたびにシャッター音が鳴り響いた。

 ブルペン内では松井裕の隣に入り、捕手が立った状態で全部で42球。直球を主体に、指にかかった強い球を投げ込んだ。当初は直球のみ投げると話していたが、状態を確かめる意味を込めて急きょスライダーも試した。「ブルペンに入れたということが収穫。いいアピールをしたい」と話した。

 捕手の後ろから見守った大久保監督は「球が強かった。ぐーんと来ていた。迫力があって、エグイと思わせる球だった」と評価した。