阪神藤浪晋太郎投手(20)が2日、沖縄・宜野座球場でキャンプ初ブルペンに入った。江夏臨時コーチ、和田監督から熱視線を送られる中、61球を投じた。

 44球の直球を中心に変化球6種類の感触も確かめた。広島前田から教わった「脱力投法」の習得を進めている段階。「いかにリリースポイントまで力を抜くか。上半身に力が入りやすい。いかに力を抜いてリリース1点に集中できるか」と説明した。

 キャッチボールの際には江夏臨時コーチから「キャッチボールから全身を使ってやっていけ」とアドバイスを受けたという。「気に掛けていただいて光栄です。自分に合ったものがあれば、モノにしていきたい」と振り返った。