<全日大学野球選手権:東洋大2-0九州共立大>◇11日◇準決勝◇神宮

 東洋大(東都)が九州共立大(福岡6大学)を2-0で下し、決勝進出を決めた。2回、指名打者の藤本吉紀(2年=PL学園)の適時打で先制。7回にも追加点を挙げ突き放した。投げては先発の内山拓哉投手(4年=浦和学院)がテンポのいい投球で5回を47球で抑えた。6回からは2試合で32奪三振を奪ったエース藤岡貴裕投手(4年=桐生一)がマウンドに立ち、4奪三振で危なげなく勝利を収めた。

 明日先発が予想される藤岡投手は「自信はあります。東都の代表として負けられません」と、引き締まった表情で明日への決意を話した。