東京6大学リーグの慶大は5日、横浜市内の同大グラウンドで新年初練習を行った。最速155キロ右腕の福谷浩司(3年=横須賀)ら今秋ドラフトのプロ注目候補が4人そろうため、日本ハム、ヤクルト、巨人、横浜、中日の5球団7人のスカウトが集結した。江藤省三監督(69)は「一昨年の早稲田みたいだね。今までとは違う『やらなきゃいかん』という雰囲気がある」と手応えを感じていた。3冠王を目指す山崎錬主将(3年=慶応)は「伊藤さん(隼太=阪神)が抜ける分を1人ずつがカバーしていかないと。初心に帰って監督の言うことを絶対として、ついていくのみ」と話した。また、今春入学する高校通算76本塁打の慶応・谷田成吾外野手(3年)と同58本塁打の日大三・横尾俊建内野手(3年)も練習に参加した。