<東京6大学野球:早大11-4慶大>◇最終週2日目◇3日◇神宮

 首位打者争いのトップに立つ慶大・阿加多直樹捕手(4年=慶応)がその座を守った。4回に一塁内野安打し、6回には左前打して(4打数2安打)打率を4割5分7厘に上げた。「積極的に打っていくのが持ち味ですから」と阿加多。2本とも第1ストライクをとらえたものだった。これで3回戦に3打数無安打でも2位の明大コンビ(小室、高山=4割1分7厘)を上回るが、だれが急浮上してくるとも限らない。阿加多も「勝って打って決めるのが一番」と話していた。