<都市対抗野球:パナソニック2-1ホンダ熊本>◇18日◇1回戦◇東京ドーム

 パナソニックは16日に死去した松下正治名誉会長をしのんでユニホームに喪章をつけてプレー。1点を先制された直後の4回に逆転の2点適時打を放った梶原は「試合前に監督から『気合を入れていけ』と(話があった)」と明かした。

 4回は、先頭の坂口が失策で出塁したのを口火に迎えた1死二、三塁でしぶとく中前に運んだ。プロ野球阪神を経てチームに加わった34歳のベテランは「後輩がつくってくれたチャンス。何とかしたかった」と思いをバットに込めた。