<東都大学野球:拓大6-2中大>◇第2週第2日◇20日◇神宮

 拓大は故障明けのエース石橋良太投手(4年=明徳義塾)が復活の白星を挙げた。毎回ピンチをつくりながら140キロ台中盤の直球で要所を抑え、5回2失点と粘りの投球。右腕は「(救援の)佃や打線に助けてもらった」と感謝を口にした。

 3月に右肘を痛め、2部を戦った春は登板できなかったが、主戦不在に奮起したチームは1部昇格をつかみ取った。「1部というのは意識してない。自分が引っ張っていきたい」と自覚をにじませた。