昨年の春夏甲子園でベスト8の原動力となった、沖縄尚学の山城大智投手(3年)が10日、進学先の亜大で初練習を行った。

 前日9日の午後7時半頃に、東京都西多摩郡にある野球部の「日の出寮」へ入った。沖縄から持ち込んだ荷物は段ボール2箱とバッグ3つだけ。「高校時代の思い出を引きずってもいけないので」と、あえて身軽にして上京した。

 当面の目標は基礎体力の強化。「ケガをしない体をつくってから技術面を磨いていきたい。基本の真っすぐを磨いて、勝てる投手になりたい」と意気込んだ。