西武涌井秀章投手(21)が「ダル・パパ」に触発された。24日、札幌の日本ハム室内練習場で練習中、親友のダルビッシュから出産報告のメールが携帯電話に届いた。「あの悪ガキがパパですよ」と驚きの声を上げた。名前入りで送られてきた赤ちゃんの写真を確認するたびに、ほおを緩め「自分も子供が欲しくなりました…っていうか欲しいです。相手を募集します!」と勢い余って、恋人募集宣言まで飛び出した。

 人気、実績もある21歳独身の仰天発言だが「まだ結婚はしたくないかな」と本気か冗談かは分からない。ただ仲のいい同期生がパパになり、自分の未来予想図を思い描いてみた。「外に遊びに行く回数は少なくなるだろうなあ」。家族を持った男の強さを想像し、刺激を受けたことは確かだ。

 27日には2年ぶりの直接対決が待つ。「普通なら負けるでしょう。(ダルビッシュは)記念の時とか、お立ち台を狙ってすごい投球をするから」。弱気にみせるが、06年9月2日のプロ初対戦では5回4失点で敗れただけに、雪辱を期している。「試合前にペースを乱しにいきますよ」と今回ばかりは“悪役”になる覚悟だ。【柴田猛夫】