<横浜3-6阪神>◇12日◇横浜

 カネ、次は3000本や!

 阪神シニアディレクターで、北京五輪野球日本代表の星野仙一監督(61)が12日、通算2000本安打を達成した金本に祝福メッセージを送った。巨人-ヤクルトのテレビ解説で東京ドームを訪れ、王手から19打席目と苦しんだ達成に触れ「鉄人じゃなかったな。しかし、なんでも記録を作るのはいいこと。これからはどんどん打つやろう」とニヤリ。そして金本の偉業をたたえた。

 星野監督

 プロに入ってきた時はガリガリでケガばっかりして相手にされてなかった。でもしっかり自分の目標をもって体を鍛え、一生懸命に頑張ればこうなれるというお手本のような選手になった。言葉ではだれでも簡単に言えるけど、それを証明してみせたんだから立派だ。精神力の強さとか人間性の素晴らしさがあるから、周りからもアニキと慕われるんやろうな。

 阪神監督だった02年オフ、広島でFA権を行使した金本を「人生、迷ったら動け!

 絶対離さんぞ!」と口説き落とした。翌03年、金本は18年ぶり優勝の原動力となり、今や猛虎打線に欠かせない「4番」だ。

 星野監督

 よく働き、よく学び、そしてよく遊ぶ。プレーはもちろん、トレーニングへの姿勢だとか、プロ野球選手のあり方とか、あらゆる面でタイガースを再建した1人だと思う。金本イズムというのかな、それは今のチームにも脈づいている。年は40でも体はまだ30ぐらいやろ。じゃあ、次は3000本やな。

 金本と同じく、星野監督も通過点と考える。最後は闘将流のゲキをとばした。