広島ブラウン監督が23日、早くもローテーション改編を示唆した。雨でヤクルト戦が中止になったこの日、2軍で調整していた青木高が1軍合流。代わって22日まで1軍に帯同していた前田健が2軍へ。同監督は青木高を近日中にも先発させる方針も明言した。カープが苦境脱出に動き始めた。
降りしきる雨の中、青木高は一心不乱に走り込んだ。14日に登録を抹消されて以来、初の1軍合流。ファームでは19日のソフトバンク戦に登板し5回3安打2失点。ブラウン監督は「彼は1軍に帯同させて、この遠征(25日からの横浜、巨人戦)のどこかで先発するだろう」と起用法を明言した。
青木高は3月6日の社会人との交流戦で3回7安打4失点。そこから調子を崩し開幕ローテを逃した。1軍で3試合に中継ぎ登板後、登録を抹消された。2軍では走り込み、投げ込みを重点的に行った。「自分をみつめ直すことができた」。技術的にもテークバックを小さくするなど、フォームの修正にも取り組んだ。先発に返り咲くため、力を尽くしてきた。
前田健はここまで先発で1試合に登板。その後は登板が雨で流れ2軍で調整するために抹消されていた。20日、ファームでのソフトバンク戦では5回7安打3失点。「前田健のファームでの登板を見て、下で投げる機会を増やして調整させようと考えた。その時、青木高の昇格を決めた」と同監督。前田健と青木高。2人の内容を見比べて、47番をとった格好だ。
小林投手コーチは「前田健はよければまた呼ぶ。よくなければ呼ばない」。22日には長谷川が2試合連続でKOされた。2軍では大島が6試合で2勝1敗、防御率0・39と絶好調。大学・社会ドラフト1巡目の篠田純平投手(23=日大)も2試合で防御率1・00だ。「大島?
結果を出している人間は推薦したい。その時、上で結果を出していない選手は代わる。チームがなかなか勝てていない状況で、調子の悪い投手をずっと我慢(して起用)するわけにもいかない。オプションはいろいろある」と同コーチは今後の入れ替えも示唆した。
指揮官は「(大幅に)ローテをいじるようなことは考えていない」としているが、青木高と前田健の入れ替えは、単なる序章にすぎないのか。広島投手陣が早くも再編のときを迎え始めた。【網
孝広】



