左手親指を骨折した日本ハム武田勝投手(29)は、前半戦の復帰が絶望的となった。4月30日、東京都内の病院で精密検査後、局所麻酔による骨の整復手術を受けた。左親指の固定期間は約4~5週間を予定。それからリハビリ、投球練習など段階を踏むため、戦列復帰は8月中旬になる見通しとなった。梨田監督は「前半戦はちょっとね。8月の五輪でダルビッシュが抜けるときには戻ってきてほしいと伝えた」と話した。29日の試合前の練習で外野をランニング中に、フリー打撃の打球が直撃。千葉県内の病院で左親指末節骨の骨折と診断され、30日に登録を抹消された。