阪神林威助外野手(29)が、28日に行われる社会人・ニチダイとの練習試合(鳴尾浜)で実戦復帰することが26日、明らかになった。これにより、31日からの日本ハム戦(札幌)で1軍に昇格することが濃厚となった。
左の大砲の完全復活が秒読み段階に入った。林はこの日、甲子園球場に訪れた。昨年12月の右肩手術後、初めて1軍に合流。「ファームの試合がないから、打ちに来い」と岡田監督が現状把握のために招集したのだが、実戦復帰に向けた「最終テスト」の意味合いもあった。首脳陣の前で、外野ノックや走塁練習、そして最後にフリー打撃に取り組んだ。32スイングで3本の柵越え。右翼方向に力強い打球を連発した。広沢打撃コーチは「おれの思っている林だった。彼の持ち味はスイングが速く、鋭い。遠くに飛ばせる力がある。それは変わっていない」とブランクを感じなかった。
6月以降の2軍戦で実戦復帰するプランもあったが、早まった。あす28日のニチダイ戦の出場が決定。翌日の状態に問題がなければ、31日からの日本ハム戦に帯同する。「平常心で練習できた。試合に出て、問題がなければ、ワンステップ踏めると思う」と本人も復活に手応えをつかんでいる。チームは昨年の日本ハム戦で4戦全敗の屈辱を味わった。「5番不在」という問題点もある。首位快走をキープするためにも、林は頼もしい存在になる。



