オリックスは1日、グレッグ・ラロッカ内野手(35)が5月28日に米アラバマ州の病院で右ひじ側副靱帯(じんたい)再建手術を受けたと発表した。全治は6~8カ月で、今季中の復帰は絶望となった。中村球団本部長は「すぐ解雇という話にはならないが、時間をかけて検討したい」としたが、退団の可能性は高い。ラロッカはオリックス移籍1年目の昨季、27本塁打を放ち、28死球の日本記録もマークした。今季も活躍が期待されたが、26試合で打率1割6分9厘、1本塁打と不振。5月5日に右ひじの痛みを訴えて出場選手登録を外れ、検査のため米国に帰国していた。