<イースタン・リーグ:日本ハム7-1ヤクルト>◇4日◇鎌ケ谷

 日本ハムの守護神マイケル中村投手(31)が、6日中日戦(ナゴヤドーム)から戦列復帰することになった。右ハムストリング筋挫傷で2軍調整中だが、4日のイースタン・リーグのヤクルト戦に登板し、1イニング無失点。1軍で報告を受けた吉井投手コーチは「足さえ大丈夫なら、すぐに帰ってくると思います」と復帰を示唆した。

 故障後の初実戦となった4日は2番手でマウンドに上がり1イニングで、しかも5球で3者凡退。当初は6日に実戦復帰予定だったが、本人の強い希望で前倒しとなった。登板後は「試合前から1軍の準備と思って投げた。足はベースカバーにも走ったが問題ない。いつでも1軍OK」と笑顔で話した。

 1軍復帰は5日のファーム練習で、投内連係プレーの動きを見てから最終決定する方針だが、2軍首脳陣も復帰に太鼓判を押している。5月15日に右太もも裏の違和感を訴え、同16日に登録を抹消されていたクローザーの復帰は、故障者続きのチームに朗報だ。