<広島7-8日本ハム>◇17日◇広島

 <最後まで粘った>選手は最初から最後まで粘り強く戦ってくれた。勝ち越されても1度は追いつき、最後もよく追い上げた。ただ、防げる失点が多かったのが残念だ。

 <中盤の失点は四球がからんだ>そうだね。大竹も大島も四球を与えたのは力んでいたということ。自分のストライクゾーンで勝負できた青木高やシュルツはいい結果を残した。

 <大竹は何が悪かった>よく分からないよ。正直言って、前回と今回で何でこんなに激しく差が出るのか私自身も分からない。彼に聞いてみないと。毎回、大竹を使ってみて「今日はどの大竹なんだろう」と見当がつかない状態だ。

 <大竹とダルビッシュの違いは何だったのか>ダルビッシュは確かにすぐれたボールを持っているが、それ以外にも考え方が違う。大竹は初回に2点を取ってもらって「何とかリードを守りたい」と結果に走った。向こうは結果を気にせず1球1球、自分のやるべきことに集中していた。ダルビッシュや(広島)ルイスら一流投手はそういう切り替えができる。