<阪神8-1楽天>◇18日◇甲子園

 阪神金本が交流戦の打点王争いで、単独トップに躍り出た。4-1で迎えた7回1死満塁の第4打席。右前に強烈なライナーを運びダメ押しの2者を迎え入れた。17日、連続試合安打が12でストップ。交流戦打率もこの日、広島東出に抜かれたが勝負強さは健在。交流戦26打点は巨人ラミレスに2差をつけた。シーズン55打点でも、56打点ラミレスに1差に迫った。

 この打席、野村楽天は投手を変則左腕の有銘にスイッチした。このカード4戦目で早くも4度目の対決。金本対策として送り込まれてきた刺客の初球をあっさりと打ち砕いた。

 「投球練習でシュート、シュート、シュートばっかり投げていた。だから裏をかいて初球にスライダーが来ると思っていた。狙い通り(に打った)と思って(バックスクリーンの)モニターを見たら、ただの逆球だったわ」

 内寄りに入ってきたスライダーを狙い通りに打ったつもりが、実際は、真ん中に来た曲がらない抜け球だったというわけ。こんな内幕を苦笑いで明かすほど表情は明るい。自身が「優勝できるように」と誓った交流戦Vも、単独首位となり、現実味を帯びてきた。