故障で2軍調整中の中日井端弘和内野手(33)、森野将彦内野手(29)が実戦復帰の照準を定めた。左足を負傷している井端はナゴヤ球場で登録抹消後初めて軽いランニング、キャッチボールなどを行った。

 今後については「日に日によくなっていますよ。1日くらいからは2軍の試合に出たい。目標がないとだめですから」と7月1日からのウエスタンリーグ・ソフトバンク戦(雁の巣)での実戦復帰を目標にしていることを明かした。

 また左ふくらはぎ肉離れの森野は菊地、樋口を相手に屋外フリー打撃を行い、外野での守備練習もこなした。「打撃は問題ないんですが、特に守備の時にまだ踏み出すのが怖いなと思うことがある」と話した。宇野打撃コーチによれば森野は7月4日阪神戦(甲子園)からの2軍戦出場を目標に調整を進めていくという。首位追撃へ欠かせない2人は着実に復帰へ近づいている。