<オリックス5-8ロッテ>◇12日◇京セラドーム大阪

 ロッテ塀内久雄内野手(27)がオリックス17回戦(京セラドーム大阪)で走塁中に折れたバットが頭部を直撃するアクシデントで途中交代した。6回2死二、三塁の場面で三塁走者の塀内は、サブローの左中間を破る二塁打で生還しようとしたところ、その折れたバットが右側頭部を直撃。頭を抱えながらホームインしたが、直後に倒れ込んで担架でベンチ裏に運ばれた。そのまま病院に直行し検査を受けた結果、骨、脳には異常なく打撲による裂傷と診断された。13日以降の試合出場は当日の様子を見て決める。バレンタイン監督は「あんなシーンは今まで見たことがない」と話した。