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阪神先発岩田、粘りで価値ある投球

3回裏1死、内海に中前安打を許しジャンプする岩田
3回裏1死、内海に中前安打を許しジャンプする岩田

<巨人2-4阪神>◇13日◇東京ドーム

 また白星こそ逃したが、先発岩田が価値ある粘投を見せた。1回に1点を先制されたが、その後は、ていねいに低めをつく投球で巨人打線を封じ込める。2回から7回までわずか2安打で、三塁を踏ませない。内海との投手戦に持ち込んだ。

 「チームが連敗していたので、ゲームを作って、連敗が止まったのがうれしい。低めの意識をいつも以上に持って投げた。ホームランの出やすい球場なので」

 1回に先制適時打を許した後と、4回に先頭小笠原を四球で歩かせた後。これまでなら失点を重ね、白星を遠ざけてしまうような場面で、ラミレスを遊ゴロ併殺打に仕留めた。

 「どちらもツーシームです。これまで勝負どころで甘くなっていた。何かを変えないといけませんから」。自身に白星はつかなかったが「勝てない投手」のレッテルは返上したはずだ。

 5月24日ソフトバンク戦から前回先発まで10試合で1勝6敗。2点台の防御率を保ちながら、暴投や失策、四球が痛い失点に結びついていた。「これまでは間がなかった。ゆっくり力まず投げようと心がけた」。北京五輪で金メダルを獲得した平泳ぎの北島康介ばりに、ゆったりしたテンポで眼下の敵を翻ろうした。

 [2008年8月14日11時15分 紙面から]


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