中日ドロ沼…6年ぶりの2戦連続完封負け
<中日0-4ヤクルト>◇15日◇ナゴヤドーム
中日がヤクルトに8安打完封負けし、04年に落合博満監督(54)が指揮を執ってから初めての2試合連続完封負けとなった。打線の低迷は深刻で、連続無失点イニングも「25」に伸びた。粘投の先発小笠原孝投手(31)は8回に力尽き、8回6安打4失点で8敗目。4位広島に1ゲーム差に迫られ、Aクラス確保がいよいよ危うくなってきた。
2夜連続でスコアボードに「0」が9つ並んだ。2試合連続の完封負けは02年5月25日、26日阪神戦(ナゴヤドーム)以来。就任5年目で初めての屈辱に、落合監督は苦笑いで会見場にやってきた。
「初めてか、2試合連続完封負けは? いろいろなことがあるな、今年は。まあ、こんなもんだろう」。
前日まで2番を打っていた中村紀が欠場した。持病の腰痛への負担を考慮した休養だった。2番二塁にプロ初スタメンの岩崎を入れ、デラロサを三塁で起用した。だが、結果はため息の連続だった。
1点を追う初回2死一、三塁では5番和田が三ゴロ。4回1死二、三塁の最大のチャンスではデラロサ、小田が内野ゴロ。5回1死三塁では岩崎、李が内野ゴロ。館山の低めの制球力と左右の揺さぶりの前に犠飛すら打てず、好投の小笠原を見殺しにしてしまった。
これで13日広島戦(広島)の3回から25イニング連続無得点。荒木、森野が北京五輪で離脱しているため得点力が低下するのはやむを得ないとしても、その落差は激しい。1試合平均得点は五輪組離脱前の3・62に比べて、離脱後は2・63と1点近く減少している。
「まあ、だれがいいとかだれが悪いとかじゃなく、プロ野球選手が流れに翻弄(ほんろう)されるようじゃだめだな」。1点を取るのが巧みだったチームが、今は1点すら取れない。4位広島とは1ゲーム差、5位ヤクルトとは2ゲーム差。この流れに逆らえなければクライマックス・シリーズ圏内のAクラス確保はままならない。【鈴木忠平】
[2008年8月16日10時49分 紙面から]
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