<横浜4-6巨人>◇15日◇横浜
巨人アレックス・ラミレス外野手(33)は高々と上がる打球を見ながら、半信半疑で走りだした。4回、横浜吉見のチェンジアップを引きつけて流し打った。「正直なところ、ホームランになるとは夢にも思わなかった」。風にも乗ったボールが右翼席へ飛び込むと、右手を力強く突き出した。勝ち越しの38号ソロは、松井稼頭央(現アストロズ)と並んでプロ野球タイの7年連続150安打。規格外のパワーと技術を結集させた一打だった。
6年連続の100打点到達も豪快な3ラン。この日も本塁打で決めた上に、勝ち試合で決めたところに意義がある。ラミレスは「日本の選手でも簡単な記録ではないし、しかも勝ち試合で達成できたことがうれしい。ホームランで決められていい思い出になるね」と喜びを爆発させた。
平常心を貫いた。先頭打者として役割を果たすことを意識し打席に入った。本塁打王争いを繰り広げるトップの村田とは2本差にしたが、その対戦にも「村田は意識していないよ。チームの勝利に貢献できるホームランを打ちたいんだ」とキッパリ言い切った。次なる記録はあと1本に迫った通算250本塁打。勝利を求めた先に、おのずと記録がついてくる。【久保賢吾】



