ソフトバンク新垣渚投手(28)が今オフ、右ひじ手術を受けることが4日、分かった。シーズン途中から右ひじ痛に苦しんだことで決断した。新垣は「痛さもそんなにあるわけじゃないけど、不安を取り除きたいという思いがある」と明かした。

 大学時代に2度、右ひじの遊離軟骨除去手術を受けており、今回も同じ症状だという。シーズン終了後に精密検査を受ける。今季は不調で2度も2軍落ちを経験するなど、5位以下が確定したチーム不振の一因となった。新垣は6日の楽天戦に先発予定で、「何とか勝ちたいという思いが強い」と話した。

 また、左ひじ痛で戦列を離れている大隣憲司投手(23)も手術する方向で準備が進められている。来季秋山新監督体制でV奪回を目指すが、主力投手が復帰できるかがポイントになる。