リーグ王者は日本ハムの挑戦を正面から受ける。17日から始まるクライマックス第2ステージに臨む西武が14日、宮崎・南郷でのCS直前合宿を打ち上げた。渡辺監督は「思っていたことがほとんどできたし、モチベーションも上がってきた。いい合宿ができた。採点?
99点だね」と、自身の背番号で満足度を表した。
チームの状態は万全ではない。G・G・佐藤に続いてブラゼルのCS欠場が決定。守護神グラマンへつなぐセットアッパー不在の悩みも解消されていない。そのグラマンも右ひざ痛が治まったばかりで、大一番でいきなり力を発揮するという保証はない。さらに、日本ハムがエースのダルビッシュを2戦目に起用する“奇策”で揺さぶりをかけてくることも判明した。
今の西武には前向きな材料が少ないのが現状だが、渡辺監督の自信は揺るがなかった。「今年はここっていう時にチームが1つになる、そういう戦い方をしてきた。うちには重圧をはね返す力がある」。思えば、Bクラスからの巻き返しを誓ってスタートした春季キャンプも最終日は雨だった。「最後に雨が降ってよかったね」。渡辺監督はうれしそうに空を見上げながら帰京した。【広瀬雷太】




