中日は14日、CS第1S阪神戦(18日開幕・京セラドーム大阪)に向け、最後の休養日となった。練習は全休でナゴヤ球場に1軍選手の姿はなし。15日に全体練習が再開されるが、鍵を握るのが森野だ。打者の総合評価指標であるOPSは9割5分でチームトップ(リーグ5位)の数字を記録。一流打者の基準とされる9割を初めて超えた。

 選手個人がチーム総得点のうち何点たたき出したかを示すRCは76・9こそリーグ15位だが、RCは打席数が多くなるにつれて数値も高くなる傾向がある。森野は負傷や北京五輪で2カ月以上戦列を離れており、1試合平均(27アウト)の数値を示す「RC27」に換算するとリーグ3位の8・14点で、CS進出3チーム中トップだった。森野が打線に入ることでチームの得点力は格段にアップしたことになる。

 9月24日ヤクルト戦で初めて4番を任されると、チームは無傷の7連勝でCS進出を決めた。CS進出決定試合となった10月4日巨人戦では先制弾を放った。落合監督はCSで4番に森野を据えることを示唆しているが、その重責を担えることをデータは示している。