中日タイロン・ウッズ内野手(39)の契約問題が長期化する可能性が出てきた。落合監督が26日「戦力として必要かといわれれば、それはそうだろう」と注目発言した。ウッズは前日25日に大幅減俸なら退団も辞さずの考えを公表。球団側が減俸を示唆したことから退団濃厚となっている。

 再契約へのネックは今季700万ドル(約6億6500万円)の高年俸だ。同監督は「金の問題がある。金を出すのはおれじゃなくて球団だ。オーナー報告が終わってからじゃないと決まらない」と説明。11月上旬に予定されているオーナー報告で俎上(そじょう)に上げるもようだ。一方のウッズは29日にも米国に帰国予定。