王貞治コミッショナー特別顧問(68)が28日、米国まで原ジャパンに完全帯同する密着支援を打ち出した。巨人原辰徳監督(50)がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表監督就任の要請を快諾したことを受け「快諾してくれて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。第1回大会の監督を務め、現役監督が兼務する難しさを体験した王氏だけに、原監督への支援は惜しまない。「心の準備はしています。私服の立場で協力できることはやります。3年前から監督で、こういう形でWBCにかかわっているし、自分ができることは全面的に協力する」。一昨年、胃がん手術を受けた体調面の不安も見せず、キャンプ、第1ラウンドはもちろん、米国での本戦にも帯同する考えを示した。
まずは日本シリーズ後にも原監督と会談し、要望などを聞き入れる方針だ。「コーチも選手も原監督の構想、戦い方がある」と黒子として舞台裏で活躍する。選手への出場要請については「日本プロ野球組織(NPB)が基本的に交渉するが、必要とあれば話はする。日本シリーズに出ていない選手、メジャーの選手の方が多いし、シリーズの間でもNPBは動けばいいし、こっちが動く必要があれば動けばいい」と、直接出馬する姿勢をあらためて見せた。「最高のメンバーを組んで、最高の状態にして、アジア予選に臨んで、アメリカに乗り込む。そのためには12球団、全員でバックアップすべきだと思う」と話した。




