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G若手中継ぎコンビが勝利呼んだ/日本S

9回表西武2死、巨人3番手で登板した越智は中村を三振に仕留め雄たけび
9回表西武2死、巨人3番手で登板した越智は中村を三振に仕留め雄たけび

<日本シリーズ:巨人3-2西武>◇第2戦◇2日◇東京ドーム

 巨人の中継ぎ右腕コンビが今シリーズ初勝利をもたらす快投を演じた。6回途中から登板した西村健太朗投手(23)、8回から登板した越智大祐投手(25)が無失点リレー。越智は2イニングを完全救援で、勝ち投手になった。スピード自慢の2人が、西武の強力打線を力で封じた。

 シリーズ好調の西武中島に、2人はパワー勝負を挑んだ。球界屈指の右打者を勝負どころで迎え、力が試される場面だった。西村健は6回1死一、二塁で対戦。「とにかく強気に」と内角高めシュートで右飛に仕留めた。9回1死で中島を迎えた越智は149キロ直球で右邪飛。越智は「昨日打たれていた(二塁打)ので一層気合が入った。気持ちだけでした」。

 2人が口をそろえたのは気力だ。ほんのわずかだが相手を上回った。西村健は数年来の登板過多で右肩痛を発症。今季、後半戦を棒に振った。勝敗関係なく登板した代償をむなしく感じる日もあった。「中途半端だけはやめようと」、辛抱強くリハビリした。越智も右肩痛で入団から2年は2軍暮らし。今季は68試合に登板するなど一気にブレークした。たまる疲労に「このまま海外へ、高飛びしてしまいたい」と口にするほどだったが、しっかりひのき舞台で結果を出した。苦労の道程を歩んできた2人に、原監督はお立ち台で「若いリリーフ陣が堂々と投げる姿は本当に頼もしい」と評価した。ベンチ裏の第一声も「今年を象徴してるというか。まだ進化している気がする」。ヒシヒシ伝わる成長がうれしかった。【宮下敬至】

 [2008年11月3日8時40分 紙面から]


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