阪神藤川球児投手(28)が6日、今オフは米ロサンゼルスで自主トレを行うことを明かした。07年は米フロリダ州で自身初の海外自主トレに挑み、筋力トレーニングで肉体改造に励んだ。08年も前年と同様、家族、専属トレーナーとともに渡米する。
「見たこともないこと(トレーニング)をやらせてくれ、と言ってある。いろんなモノにチャレンジしたい。我流でやる。人がやって『いいな』と思うものを取り入れたい。10個やって1個取り入れるだけでも心の支えになる」。
拠点変更の理由は、家族の負担を考えたからだ。「ちょっと都会だし、食事もしっかりしている。野球選手がよく来る施設で、しっかり家族の時間も取れるように」。来年3月に始まる第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を見すえ、早めに調整。年内に渡米し、約1カ月間滞在するが、ロスでは投球練習も行う見込みだ。
WBCは準決勝、決勝がロサンゼルス・ドジャースタジアムで行われる。新拠点は最高の練習場所となる。藤川は「予選を勝ち上がればそっち(ロス)になる。乾燥(によるボールを握った際の感覚の違い)とか、経験になる。気候になれないといけないし。結構長期で行くし、調整しやすい。そのためじゃないけど一石二鳥」と笑顔を浮かべた。
06年の第1回WBC代表として渡米し、苦しんだ点は体が覚えている。「ボールに慣れるのに必死だった。井川さん(ヤンキース3A)、松坂(レッドソックス)も(メジャーで)苦しんだ。(日本では)あんなに四球を出さないのに」。ロスではWBCで使うボールに近い、メジャー球で調整。決戦に向け、着々と準備を進める。



