来季限りの現役引退を明かしている中日立浪和義内野手(39)が、あらためて来季を集大成の1年とする決意を明かした。8日、名古屋市内で行われた「CBCラジオ

 ドラゴンズナイター謝恩パーティー」に出席。「来年は集大成のつもりで、悔いのないよう、1打席1打席思い切ってやっていきたい」と思いを述べた。

 今季は左の代打として打率2割5厘の成績しか残せず、悔しい思いを味わった。「自分の成績が思うようにはいかず、チームに迷惑を掛けた。何より、使ってもらって打てなかった。たくさん反省するところはある」。それだけに、リベンジに燃える思いも強い。

 今季からは兼任している打撃コーチとしても全力を尽くす。「一緒に練習した若い選手が活躍してくれて、違った喜びはある」といい、現役と後継者育成との二足のわらじで、プロ22年間のフィナーレを彩る。