ロッテが、2010年からイースタンリーグの主催試合42試合の約半数となる20試合を千葉県成田市で行う可能性が高くなった。17日、成田市の小泉一成市長と「ロッテ2軍を誘致する会」諸岡会長、林副会長が千葉マリンを訪れ、誘致に賛同する5万101人の署名を瀬戸山球団社長と石川副代表に手渡した。小泉市長は「施設や予算のことはまだ何とも言えないが、2軍が成田に来てくれれば成田の子供たちに夢と希望を与えられる」と熱意をアピールした。

 瀬戸山社長は「ただちに(2軍誘致を)了解しましたとはいかないが、熱意はありがたく頂きました。例えば2軍の公式戦を主催の半分くらい成田に持っていくことなどを検討したい。シーズンシートを買ってもらったり、マリーンズタウンができればいいですね」と構想を明かした。「ふるさと球団」を掲げて地元密着を推進していく球団方針を徐々に押し広げていく。

 [2008年12月18日8時57分

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