トラのシュレックのバットは、極細?

 阪神の新外国人ケビン・メンチ外野手(31)が30日、真弓監督らとともに沖縄入り。2月1日からの春季キャンプを前にして、武闘派助っ人の商売道具がユニークな形状であることが判明した。

 メンチのバットは、日本ではミズノ社が制作。メンチが米国で使用していたバットをサンプルにした。メジャー通算89本塁打を誇る右の大砲。さぞいかついバットと思いきや…。見本を手にした同社の担当者が衝撃を語る。「軽いし、すごく細い。細い円すいというか、棒のようなバット。日本で使っている選手は見たことがない形」。重さは推定880~890グラムで一般的な900グラム~920グラムを下回る。そして形状もグリップから先端に向けてふくらむボトル型ではなく、マッチ棒のような形だった。

 軽くて細いバットはコントロールしやすい。変化球への対応やハーフスイングで止めることに適している。南社長はメンチの特長を「変化球についていけるし、三振が少ない。日本向き」と説明。独特の「マッチ棒バット」はその打撃スタイルと一致する。逆に飛距離が出にくくなるが、それはパワーでカバーすることが可能だ。担当者は「バットに乗せれば、スタンドまで運べる自信の表れでしょう」と話した。

 メンチは「マッチ棒バット」で桜井、林らと右翼を争う。62センチのデカい頭、いかつい顔、筋骨隆々の武闘派が、極細バットでメンチ切る。そのアンバランスな組み合わせがピッチャーを動揺させるかもしれない。

 [2009年1月31日11時53分

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