日本ハム中田翔内野手(19)が、キャンプ2日目にして、ベテラン組に“配置転換”された。2日、稲葉、金子誠と同組に入り、メニューをこなした。先輩を生きた教材とし、技術力アップに努めていく。

 昨年春のキャンプから恒例だった仲良し2人組がコンビ解消させられた。この日、首脳陣の指示で、中田のキャッチボール相手は、いつもの陽ではなく16年目の金子誠が務めた。真喜志内野守備コーチは「送球のときに体が開いてしまうクセがある。金子の球を実際に受けて、何か感じ取ってほしい」と説明した。

 中田の送球は体が開いて右腕が遅れて出るため、シュート回転して球のばらつきが多い。そこで、スローイングに定評のある金子誠が指導役に任命された。ノックも同組で受けた金子誠は「今は捕球がようやく形になってきたところ。どんどんこっちから言ってしまうと混乱してしまうし、そんなに教えてはいないけど、僕の球の回転を見て何かつかんでくれれば」と話した。特守だけではなく、怪物指導プロジェクトは送球面にも及んできた。

 打撃の手本は、キャプテンでもある15年目稲葉。順番に打撃ケージに入るように組み分けされており、自分の練習の合間に、先輩を見て学べるように設定されている。中田は「今年は(練習の)メンバーが違います。守備は(金子)誠さんを見ながら勉強することがたくさんあるし、バッティングのときは横を見ると稲葉さんがいますからね。自分の練習をしながら、見ても勉強できます」。大先輩に囲まれた中で、ベテランの技を吸収していく。【本間翼】

 [2009年2月3日10時19分

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