4番稲葉はナシだ。日本ハム梨田昌孝監督(55)は21日、WBC日本代表の4番で大活躍した稲葉篤紀外野手(36)のシーズン中の打順起用は3番と強調した。「まだ決めていないのが現状だが、本人は3番の方が初回に回ってくるからいいと言っているからね」と、原則3番であることを明かした。

 この日、日本代表の4番として輝いた稲葉だが、チームに戻れば話は別だった。梨田監督は、稲葉の打撃に「大活躍?

 そうらしいね。4番、打てるじゃない。JAPANだと嫌だと言えないのかな」とニヤリ。昨季、チームの4番抜てきですら“拒絶反応”があったことを冗談交じりに話した。

 昨季の開幕当初は3番だったが、チーム最多の66試合で先発4番に起用。それでも「本人とも話をしたが、謙虚だから『4番を打つ打者じゃないですよ』と言うし…」と梨田監督。今季も中心打者に違いないが、稲葉自身の意向も配慮しての3番固定の方針を固めている。

 昨季、稲葉に次ぐ47試合で4番先発だった高橋についても「捕手で4番は気の毒。今のメンバーなら楽に打たせてあげたい」と同監督。指揮官の構想ではスレッジ、ボッツ、ヒメネスの外国人トリオのだれかに4番を任せたい意向で「今日のフリー打撃を見ても3人で何本(本塁打を)打つのかというくらい」と期待を寄せる。

 金子誠が「このまま行っちゃうんじゃない」と、チーム内でも期待が高まる日本代表の4番稲葉。ただ、サムライジャパンの4番として活躍を続けても、現時点では日本ハムの4番には座らない見通しだ。【村上秀明】

 [2009年2月22日11時44分

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