巨人2軍が27日、宮崎総合運動公園での春季キャンプを打ち上げた。ドラフト1位大田泰示内野手(18=東海大相模)はこの日、フリー打撃などを行いプロ初キャンプをケガなく完走した。原監督から直接指導を受け打撃フォームを試行錯誤。守備は基礎から徹底的に学んだ。「エラーしてもいい。思い切り前に出る。打席ではファーストストライクからどんどん振っていく」と、3月からの実戦へ決意を新たにした。

 岡崎2軍監督は「よほどのことがない限り、ファームの全試合、フルイニング出す。1試合4打席とすれば、年間600打席近くになるんじゃないかな」と話し、大田にとことん経験を積ませ育成する方針を示した。試合漬けで実力を蓄える1年間。まずは3月3日、「4番三塁」で出場するイースタン教育リーグ・西武戦(西武第2)からスタートする。

 [2009年2月28日8時27分

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