<オープン戦:日本ハム5-9中日>◇1日◇名護
あるぞ、開幕4番にヒメちゃん指名。日本ハムの新外国人ルイス・ヒメネス内野手(26)が、中日戦で豪快なオープン戦第1号を放った。名護市営球場の中堅スコアボードを直撃する推定130メートル弾を含め2打数2安打と快音を残した。体重は球界最重量120キロだが、年俸1800万円の格安4番打者の誕生が見えてきた。(年俸は推定)
新大砲ヒメちゃんが、沖縄最後の1発にご機嫌だった。那覇空港に向け、名護の宿舎から出る際「ナイスホームラン」の声掛けに「サンキュー」を4連発。今キャンプで最も期待感を高めた新戦力ヒメネスが、沖縄ラストゲームを2打数2安打で締めくくった。
豪快な一撃だった。4回、中日ネルソンの高めの変化球をとらえた打球は、一直線に中堅スコアボードを直撃。「ヤンキースの組織でも期待されていた投手と知っていたし、いいスイングができた」。第1打席ではミートに徹した中前打で柔らかさも見せた。
梨田監督は、今季4番は外国人トリオが中心と見通しを立てており、ヒメネスも有力候補だ。指揮官は「長打力があってチャンスに強いこと」を4番の条件に掲げ「スレッジもそれなりに仕事ができるし、長打力ならヒメネスだろう」と話した。開幕4番にヒメちゃんを指名する現実味も帯びてきた。
球界1位は体重120キロだけでなく、4番なら最安値の主砲となりそうだ。各球団の4番候補は、オリックス・ローズら億単位の年俸選手がほとんどで、格安4番で昨季話題になったヤクルト畠山も900→3200万円にアップ。テスト生から1800万円で契約したヒメネスが4番で働けば、最高の掘り出し物といえる。
沖縄ではテビチ(豚足の煮込み)を平らげ、これから初見参の北海道は「(米国時代に)ポートランドなど寒い場所でやっていたので問題ない。でもエアコンだけは頼むよ」と笑った。覚えた日本語は「もしもし、すいません、ありがとう」に加え「イタイ、イタイ」とちゃめっ気たっぷりに話したヒメちゃんが、頼もしい存在になってきた。【村上秀明】
[2009年3月2日10時50分
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