<オープン戦:中日4-6日本ハム>◇8日◇ナゴヤドーム
3助っ人が、力強くそろい踏みした。日本ハムのターメル・スレッジ外野手(31)ルイス・ヒメネス内野手(26)ジェイソン・ボッツ内野手(28)が、中日戦で4、5、6番に並び、計5安打と活躍。日本ハムとなった74年以降、初めてとなる外国人野手3人のスタメン同時出場の可能性も浮上してきた。チームも昨年とは違う重量打線で14安打を記録した。
スタメンが並ぶスコアボードからも、昨年とは違う威圧感が伝わってくる。スレッジ、ヒメネス、ボッツの3人が4~6番の中軸に座った。梨田監督は「(シーズンでも)可能性の1つとしてないわけじゃない。3人に競争意識があるし、打線が活発になる」。2年連続で12球団最少本塁打数だったチームに、超重量オプションができ上がった。
3人の真ん中、5番を打ったヒメネスは、7回1死三塁の場面で初対戦山井の初球を右翼線に痛烈な適時二塁打を放った。この日2安打で、オープン戦打率4割6分2厘まで上昇したが「まだまだ他のチームは、自分にどういう配球をしてくるかわからない。どんどん対応していきたいです」と、さらなる“伸びしろ”を強調した。
4番スレッジも3回に中越え適時二塁打を放つなど2安打、ボッツも1安打と続いた。助っ人の活躍に引っ張られるように、打線全体でも14安打6得点。3番を打った小谷野は「長打力のある選手がたくさんいる。前も後ろもいいバッターだし、その分つないでいければいい」とアップした攻撃力に手応えを感じている。
外国人選手数は02年に野手3人の同時出場も可能な登録4人になったが、日本ハムは助っ人野手トリオのそろい踏みは1度もない。実現すれば日本ハムになった74年以降初めて。スウィーニー、ウィングの投手2人登録の基本線は変わらないが、ウィングは背中を痛めて10日からの大阪遠征での登板回避が決定している。今後の状態によっては、外国人打者3人制の可能性も浮上する。サムライジャパンの主軸稲葉、出遅れている二岡を含め、今年のハム打線はひと味違う。【本間翼】
[2009年3月9日11時56分
紙面から]ソーシャルブックマーク




