初の“関西凱旋(がいせん)”で逆襲だ。日本ハム中田翔内野手(19)が、第2の故郷で1軍生き残りを狙う。10日に神戸・スカイマーク(対阪神)、11日は京セラドーム大阪(対オリックス)と関西2連戦に臨む。高校時代を大阪で過ごしており、思い出深い関西エリアでのプロ入り初試合になる。オープン戦13打席連続無安打が続くが、復調のきっかけをつかむ。
“地元”を不振脱出のきっかけにする。中田は10日のスカイマーク(対阪神)が、プロ入り後の関西初見参になる。「関西?
去年はなかったですよね。知人観戦?
あ~連絡してへんし、分からないですね」。特別な思いはなく試合に集中するが、プロとしての凱旋試合になる。
広島出身だが、大阪桐蔭高で3年を過ごし高校通算で史上最多87本塁打を積み重ねた。特に甲子園で名前をとどろかせただけに、梨田監督は「こっちが地元みたいなもの。甲子園だったら良かったんだけど、変えてもらおうかな」。10日の中田の先発起用を明言し、冗談混じりに“刺激”を期待した。
現在13打席連続で快音が聞かれず、置かれている状況は厳しくなっている。梨田監督は「去年の翔より一皮むけた」と評価する一方で「札幌遠征?
まだ分からない」と、次カードに控える14、15日の中日戦(札幌ドーム)への帯同は確約しなかった。札幌で行われる13日の激励会は全選手参加だが、札幌2連戦は、この関西2連戦の結果、内容が重要視される。
中田は「甲子園が良かった?
土やから球が跳ねるやろうね」と冷静に話し、感慨にふける気持ちはみじんもない。この日、神戸市内の室内練習場でチーム練習に臨み、移動バスが宿舎に帰っても、居残り組として筋力トレーニングなどを続けた。梨田監督は「(打席で)1球1球タイミングを合わせられるかどうか」と課題を挙げたが、中田には正念場の関西ラウンドになる。【村上秀明】。
[2009年3月10日9時59分
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