<イースタン教育リーグ:日本ハム1-3西武>◇12日◇鎌ヶ谷

 開幕スタメンへ、試運転を開始した。日本ハム二岡智宏内野手(32)が12日、今季初の実戦出場を果たした。イースタン教育リーグ西武戦(鎌ケ谷)に「3番・指名打者」で先発出場。この日の朝に急きょ決まった1打席限定だったが、中前適時打と結果を出した。13日の札幌での練習から1軍に再合流し、開幕へ向け、ピッチを上げていく。

 二岡が前倒しで実戦に突入した。昨年10月のフェニックスリーグ以来の対外試合。2軍教育リーグの1打席だったが、日本ハム二岡のデビュー戦となった。「やっぱり、投手との対戦は多少の違和感はあったけど、出させてもらって良かった」と振り返った。

 きっちり貫禄(かんろく)は見せた。1回無死一、三塁で、WBC中国代表だった西武朱の直球を狙い打ち。カウント1-3からやや内角の低めを捕らえた鋭い打球は、投手の横を抜け中堅まで達した。表情を変えず淡々と一塁を回り代走と交代。1安打1打点で存在感を示した。

 志願の1打席だった。1軍側の要望もあったが、この日の朝、水上2軍監督と相談し出場を決断。13日からの札幌合流が決まっており、その前に目慣らしをしたかった。「今日は無理を言って1打席立たせてもらって感謝しているし、期待に応えたい」。気持ちよく1軍再合流となった。

 両足の故障再発防止を考慮し、3日から2軍鎌ケ谷で調整してきた。足の状態は「良かったり悪かったりだけど、悪かったりが少なくなってきた」。本格的な守備練習やダッシュなど負担がかかるメニュー開始のメドは立っていないが、まずは打撃から開幕スタメンをアピールする。

 1打席終了後、すぐに1軍のいる札幌に移動。14日の中日戦(札幌ドーム)でも、代打などで1打席程度の見込みだが、オープン戦初出場を予定している。「できるだけ早く万全に動けるようにしたい」と開幕に意欲をみせた。二岡が「4・3札幌ドーム」への階段を1歩ずつ上がっていく。【村上秀明】

 [2009年3月13日9時8分

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