<オリックス0-11日本ハム>◇24日◇スカイマーク

 最強の外国人伝説がよみがえった。日本ハムの4番ターメル・スレッジ外野手(32)が2試合連続のド派手なアーチをかけた。5回だ。2死満塁から、オリックス小松の真ん中高めの139キロ直球を左翼ポール際に運んだ。23日のサヨナラ本塁打に続き、豪快な満塁弾。東京、神戸と2夜連続で打の主役だった。

 3番稲葉が四球で勝負を避けられた後に回ってきた。「満塁だと投手の失投もあるからね。しっかりと振り抜けた」。試合前、オリックス・ローズから日本野球の講義を受け「センターからレフトに意識しろ」という先輩の助言通り、左翼へ強烈な恩返しだった。

 東京から移動しての試合だったため、首脳陣の配慮で守備が“免除”になったが、来日2度目の満塁弾で応えた。サヨナラ、満塁の2日連続アーチは80年6月6、7日(対阪急、後楽園)で記録したソレイタ以来、球団史上2人目。サモアの怪人と呼ばれ、4年間で155発の最強助っ人に肩を並べた。

 ファウルで粘った7球目の今季5号に、梨田監督は「粘り強くなったし、あの4点が大きかった」と感謝した。スレッジの満塁アーチを含め糸井、小谷野と計3発。昨季1度しかなかったチーム1試合3発以上が、早くも今季2度目。5番小谷野は「みんなが雰囲気を良くしてくれたから打てた」とほほえんだ。

 オリックスのお株を奪う長打攻勢で今季2度目の2ケタ得点。中軸で計9打点に、梨田監督は「いい点の取り方をしてくれた」と会心の勝利だった。スレッジは言う。「3、4、5番のだれで勝負するかは相手に選んでもらうよ」。今なら、だれでもドンと来いだ。【村上秀明】

 [2009年4月25日11時47分

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