<巨人0-8中日>◇26日◇東京ドーム
あまりに寂しいゲーム内容だった。巨人は攻守に精彩を欠き中日に0-8で敗れた。投手陣は先発セス・グライシンガー投手(33)の乱調などで今季ワーストの8失点。打線も元気がなく散発6安打で、今季初の完封負け。首位安泰の状況に変わりはないものの、この日は日曜日のデーゲーム。4万3000人の観衆をガッカリさせる惨敗に、原辰徳監督(50)は「ファンに申し訳ない」と肩を落とした。
不況の影響もあって、今年のゴールデンウイークはとにかく長い。こんなご時世だからこそ、開幕から好調が続く巨人の胸のすくような景気のいい勝ちっぷりが見たい-。超大型の16連休が始まって最初の日曜日。東京ドームを埋め尽くしたG党の期待は、あっけなく裏切られる形となった。
投手陣が炎上した。21日のヤクルト戦では完封勝利のグライシンガーが1回に崩れた。4連打を含む5安打でいきなり3失点。3回にも追加点を奪われ5回4失点で降板した。今季初の中4日。球のキレがなく、高めに浮いた失投をことごとくはじき返され「本調子ではなかった。球が高かったのがすべて」とうなだれた。藤田、オビスポらリリーフ陣も中日打線の勢いを止められず、失点を重ねた。
攻撃も淡泊だった。前夜に劇的な代打逆転サヨナラ3ランを放った亀井を1番に据えた打線は、まったく機能しなかった。今季初先発の中日川井ら6投手の前に散発の6安打。スコアボードには今季初めて9つのゼロが並んだ。9試合ぶりに無安打に終わった4番ラミレスは「点を取らないと勝てないのが野球」と唇をかんだ。
セ・リーグは2位以下が混戦で「1強5弱」の構図に変化はない。しかし、人気球団の巨人は“負け方”も問われるチーム。原監督は「今季初めてといっていいワンサイドゲーム。今日は日曜日だし、ファンの方々に申し訳ない」と心苦しい表情を見せた。そして、会見の最後は語気を強めて「2度とこういうゲームはしない、ということ」と締めくくった。【広瀬雷太】
[2009年4月27日9時22分
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