2軍本拠地の鎌ケ谷が“大学”になる!?

 日本ハムが、高卒および大卒1、2年目の寮生を対象に、来月から外部講師を呼んで授業を行っていく方針であることが27日、分かった。内容は栄養学、運動学など多岐にわたる予定。トッププレーヤーを目指す若手選手を、グラウンド内の技術面だけではなく、精神的にも成長させていく。

 チョークと黒板こそないが、選手寮が「学舎」となる。若手選手が机を並べて講義を聞く。選手の精神面育成のため、月1度のペースで外部講師を招いた“授業”が行われることになりそうだ。山田GMは「本来であれば大学に行っている年齢の選手もいるし、野球選手としてだけではなく、大人としても成長してもらいたい。野球だけやってればいいというものではないと思う」と説明した。

 球団が掲げる「ファンサービスファースト」の理念のもと、選手も数多くファンと触れ合う機会がある。入団間もないころからしっかりと講義を受け、教養を深めることで、一般のファンと接する際の対応も変わってくるはずだ。また、ひいては引退後の道にもプラスになるという考えだ。

 さっそく来月からスタートさせる方針。1回目は栄養士を呼んでの栄養学となる見込み。同GMが「いろんな分野の人に来ていただいて、話をしてもらいたい」と話すように、その後もジャンルにとらわれることなく、各方面から講師を招くつもりだ。

 当然プロスポーツ選手なども該当する。球団関係者は「野球以外でも、アスリートとして成功された方の話はプラスになる。苦労されたときの話をしてもらうのもいい」。野球界だけではなく、五輪経験者や世界大会の舞台を踏んだアスリートなど、多くの著名人も候補に挙がっているという。選手教育は第2段階へ。日本ハムが目指すのは、ただ強ければいいだけの常勝球団ではない。【本間翼】

 [2009年4月28日10時5分

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