<中日10-4日本ハム>◇25日◇ナゴヤドーム

 互角以上の投球を見せたが、ついた星の色は黒だった。3年目でプロ初先発となった糸数敬作投手(24)は、6回5安打3失点(自責2)。味方のミス絡みの失点で、1点をリードされてマウンドを降りた。「いい緊張感でマウンドに上がれました。ファームでは真っすぐで押して、変化球で崩すという投球だったけど、今日はそれができなかった」。守備のミスには触れず、自分の投球を反省した。

 2回に藤井に1発を浴びて先制を許したが、3、4回は3者凡退と立ち直った。6回に和田に勝ち越しの二塁打を浴びた場面を「悔やまれます。ボール(球)でよかった」と振り返ったが、悲観する内容ではなかった。梨田監督も「よかった。あれだけやれれば、また(先発の)チャンスがある」と評価していた。

 [2009年5月26日10時36分

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