<ロッテ6-3ヤクルト>◇30日◇千葉マリン
ロッテの左腕エース成瀬善久投手(23)がフル回転で今季3勝目を挙げた。プロ6年目で初の中3日で先発し、ヤクルト相手に7回を5安打2失点と粘りの投球を見せた。「中継ぎの影響がなかったと言えばうそになる。でも5回から立ち直れたので手応えも感じることができた」と、冷静に振り返った。
26日の阪神戦(甲子園)でプロ初リリーフを務め、2回を無安打無失点に抑えた。2連戦の交流戦は登板間隔に余裕があるため、先発陣も救援に回るスクランブル態勢の中での初挑戦だった。バレンタイン監督は「成瀬は前回投げたことでシャープな状態を保ってくれた。今後も十分な休養をとれている先発陣は中継ぎもある」と、投手起用に自信をのぞかせた。
指揮官の期待に応えた成瀬だが、調整には苦労した。先発ローテの登板間隔の中でルーティンになっている走り込みができず、2日連続ブルペン入りの1日を救援マウンドにあてたことで、疲労が抜けきれない面もあった。この日は立ち上がりに生命線のチェンジアップとスライダーの制球に苦しみ、4回には3連打で2点を失った。
だが、これで目が覚めたのか5回以降は3イニング連続3者凡退と立ち直った。「リリースポイントを前に意識したことでボールが低めに集まりだした。感覚をつかめたのは大きい」と、過酷な登板の中から収穫を得ることができた。前回登板の36球と合わせて、5日間で159球を投げた。それでも「もう1回中継ぎと言われたら嫌じゃない」と自らを奮い立たせた。【鳥谷越直子】
[2009年5月31日8時44分
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